当ブログ記事内にアフィリエイト広告を含む場合があります。

アドセンス自動広告を導入してみた感想

実践メモ

アドセンスに「自動広告」なる新たな機能ができましたね。

私も先日管理画面にログインした時に気が付き、早速導入してみました。

何がどう変わったのか?
私のケースに関して報告しますね。

アドセンスの自動広告について

丁寧な説明は省きますがアドセンスの自動広告はざっくり言ってしまうと、ブログに所定のタグを1つだけ設置し、アドセンス管理画面でどの広告を配信するかを設定するだけで、グーグルさんがあなたのブログを解析して最適な場所に最適な広告を表示してくれるというもの。

選択(設定)できる広告の種類は、

  • テキスト広告とディスプレイ広告
  • インフィード広告
  • 記事内広告
  • 関連コンテンツ
  • アンカー広告(モバイル)
  • 全画面広告(モバイル)

の6項目。

ちなみにブログに設置するタグは従来の「アンカー広告・全画面広告」のタグと同じなので、これらをすでに設置しているブログについては、管理画面で上記設定をするだけで新たにタグを設置する必要はありません。

アドセンス自動広告を設定してみた

ご案内のとおりであれば、ブログ運営者にとっては非常にありがたい便利な機能となるわけですが、実際どんな感じになるのか確認しておきたかったので、試しに私の運営ブログのうち3つにアドセンス自動広告を設定してみました。

設置前と比較して、広告の表示状況や収益に関してどのように変わるのか?
設置後の変化を楽しみにして。。。

ちなみに私の場合、アドセンス管理画面で設定したのは(ONにしたのは)、3つのブログ共通でアンカー広告以外全てです。

アドセンス自動広告を設置した結果

アドセンスを実践されている他の方の状況も確認していますが、人によってマチマチのようですね。

ですので私の状況も一つのサンプル程度にお考えいただきたいのですが、以下3つのブログについてアドセンス自動広告を設置した結果を報告します。

一応PC表示とスマホ表示の2つに関し、幾つかの記事ページをひらいてアドセンスの表示状況を確認していますが、それぞれ使用しているWPテーマ(テンプレート)も違いますので、テーマの広告表示設定によっても影響が出ている部分はあるかもしれません。

1.ごちゃまぜブログ

【ブログ概要】
・約250記事投稿済み
・1記事あたりの文字数は1500~3000文字程度が主流
・アドセンスはmoreタグ下、記事下プラス関連コンテンツが基本
・この他にPCではサイドバーにラージスカイスクレイパー、スマホではレクタングルが1つ表示されるように設定

↓ ↓ ↓

【自動広告設置後の変化】
・モバイル表示時にトップページの一番下(ブログのフッターの更に下)に関連コンテンツが表示された(※ほぼ毎回)
・その他の広告に関しては自分で設置したもの以外は表示されず(変化なし)

2.特化型ブログ

【ブログ概要】
・約300記事投稿済み
・1記事あたりの文字数は2000~4000文字程度が主流
・アドセンスはmoreタグ下、記事下プラス関連コンテンツが基本
・この他にPCではサイドバーにラージスカイスクレイパー、スマホではレクタングルが1つ表示されるように設定

↓ ↓ ↓

【自動広告設置後の変化】
・モバイル表示時にトップページの一番下(ブログのフッターの更に下)に関連コンテンツが表示された(※ほぼ毎回)
・その他の広告に関しては自分で設置したもの以外は表示されず(変化なし)

3.芸能系ブログ

【ブログ概要】
・投稿記事は50記事未満
・1記事あたりの文字数は1000~2000文字程度が主流
・アドセンスはmoreタグ下、記事下プラス記事内広告を1つ設置
・関連コンテンツは設置していない
・PC表示時のサイドバー、スマホ表示時のサイドバー相当位置にはアドセンス広告は設置していない

↓ ↓ ↓

【自動広告設置後の変化】
・PC表示時にサイドバーにレクタングル広告が1つ設置された(※必ずではない)
・PC表示トップページの最下部にビッグバナーが表示された(※ほぼ毎回)
・PCスマホともに記事内広告が1~3個程度自動設置されていた(※記事による)
・モバイル表示時トップページ・記事ページ共に一番下(ブログのフッターの更に下)に関連コンテンツが表示された(※ほぼ毎回)

他にも見落としがあるかもしれませんが、概ねこんな感じでした。

現時点での考察・推察

私のブログの状況から考えうる情報を考察・推察してみます。

関連コンテンツはアクセス数や記事数は関係ない?

具体的な数値は出しませんが、50記事未満でアクセスも少ないブログでも関連コンテンツが表示されました。

以前は関連コンテンツは一定の基準を満たしたブログしか貼ることができない、言わば名誉ある広告だったわけですが、その基準が相当緩和されたということでしょうか?

関連コンテンツの設置場所は望ましい場所ではない

とはいえ、自動で表示される位置が理想的な場所であるかどうかは別の話です。

手動で設置している場合、ほとんどの方が記事下付近に設置している関連コンテンツ。
ブログのフッターの更に下に表示されても、そこまでスクロールしてみてくれる可能性は低いかも?

サイドバー部分はレクタングルのみ?

サイドバー部分に自動広告が表示されたのは確認できましたが、いずれもレクタングルサイズでした。

ラージスカイスクレイパーなども表示される可能性があるのかどうかは不明です。

記事内広告を使っていないと自動広告も表示されない?

単なる偶然かもしれませんが、私が記事内広告を使っていたのは芸能系ブログのみ。

そして自動広告で記事内広告が表示されたのも芸能系ブログのみでした。

表示される場所もHタグ(H2やH3等)の見出しの前ではなく、文章の改行スペースにはめ込まれるケースも多く見られました。

これが果たして広告効果の高い設置場所なのか?訪問者(ユーザー)に優しい配置なのかという疑問は残ります。

広告の数は文字数やアクセス数は関係ない?

これも単なる偶然かもしれませんが、総じて文字数が多いはずのごちゃまぜブログ、特化型ブログでは記事内広告が表示されず、その一方で文字数が少なめの芸能系ブログでは記事内広告が3つも増設されていたケースが。

つまり3000文字4000文字の記事には最初に設置した3つの広告しか表示されないのに、一方では1000文字1500文字程度の1記事の中で、自動広告を含めたアドセンス広告が5個6個と表示されるケースがあったということです。

アクセスもそんなに多くないです。
というかめちゃくちゃ少ないと思いますw

ここだけで考えれば、記事の文字数やアクセス数を分析して自動広告が表示されているわけではないようです。

まあこのあたりも今後変わっていく可能性はあるでしょうけど。。。

ガイドライン違反に対する不安

以上が私のブログについて確認できたことですが、不安に感じたことが2点ほどありました。
それはアドセンスのガイドライン違反に対する不安です。

ラベルなしでも良い?

自動広告で表示される広告にはラベル(例:「スポンサーリンク」などの表記)がありません。

アドセンスを設置する場合にはラベルの表記が義務付けられていたかと思いますが、自動広告ならOKなのかという不安。

アドセンス広告の貼りすぎにならない?

自動で表示してくれるのはありがたいですが、逆に言えば設置数をコントロールできないということ。

私の確認でも1記事に5個6個とアドセンス広告が表示されていましたけど、そこまで文字数が多い記事でもなかったわけです。

コンテンツボリュームに対して広告の数というのも注意しなければいけない部分のはずですが、この点は問題ないのかという不安は残ります。

収益性に変化はあった?

すっかり忘れていましたが、収益性についても触れておきますね。

自動広告を設置する前と設置した後で目に見える変化があったかどうかについてですが、現状では特筆すべき点はありませんね。

中には「報酬が30%も増えた」なんて方もいらっしゃるようですけど、私の場合はそこまでの変化はありません。

若干の変化ではありますが、クリック率が下がってクリック単価が上がっているような気がしないでもないというレベル。
結果として報酬額はそんなに変化してないですw

最後に

以上、参考になるかどうかわかりませんが私の状況について報告させていただきました。

自動広告に関してはまだリリースされて間もないですし、現時点で100点の完成度というものではなく今後グーグルさんが改善していくものなんだろうとは思います。

自動広告を設置しているブログからデータを吸い上げて、より良いものに進化させてくれることでしょう。

ということで、現時点では手放しで喜べる状況でもないですけど、もう少し様子を見ながら判断していきたいと思います。

自動広告に関しては現状の設定のまま、外すこともないと思います。

今後、自動広告が理想的な場所に理想的なサイズの広告を表示するようになったら最高ですね。
私達が設置場所とかサイズとかで悩むこともなくなるわけですから。。。

コメント

タイトルとURLをコピーしました